アイテル式オリカ製作所ブログ

オリジナルカード職人がオリカを広めるための活動をブログしていきます。雑談や娘の子育てや教育についても語ったりします。

オリカの販売・転売の実態

私はオリジナル作成によるカードの販売を絶賛実施中である。購入者は転売もご自由にどうぞ。

オーダーは一枚3千円から受け付けています。

 

ただし、これはアイカの話。

いわゆる、何かゲームのレプリカだったり

著作権のあるキャラクターを使用した作品の販売は、著作権の侵害にあたる為お断りしている。販売用に製作もしていない。

 

あくまで、著作権が放棄された物、歴史的な絵画などで作者が死後50年以上たった物などは現在フリマアプリminneで展示販売しているという事だ。

 

イカとは、

愛する人へ送る物または、愛する人からもらった物をいつでも手元に置いておける形にし、それを見て元気や、やる気を出してもらうために作られた物』としている。

 

それぞれ一人の人間が大事に思う気持ちを、カードやキーホルダーといった物に姿を変え、いつでも見られるようにする。

その形に変える手伝いを私はしたいと思っているのである。

 

つまり、個人の大切な思い出であり、レプリカではない。

厳密に考えたらオリカと呼ぶにはあまりに違うので私はアイカ(愛化)と呼んでいる。

 

さて、ここからが本題になるわけだが。

以前こんな調査をした。

これは2020年の1月の調査である。先ず見てもらおう。

 

f:id:AetherOriginal:20200121073049p:image

三十人という小規模の回答で申し訳ない。

私の影響力の範囲になるため、もっと多くの人と結びついたらまたその時の調査もしてみたいと思っている。

 

これを見てわかる通り、現在において私の事を知っている範囲の中だけでもこれだけ多くの人により、オリカは売買がされているという事がわかる。

 

以前逮捕者が出たというのに、関係ないとの事だ。

この影響は大きく、理解ない人間にはオリカ=偽物 オリカ士=犯罪者 というイメージが一部に広がっている。

 

何を隠そう、我が家も例外では無く

「もう!作るのやめてほしいんよ!!」

と私も嫁の信用を失った。

 

今は大分落ちついてはいるが、私がオリカに関して真剣に取り組んでいる姿をそれほど良くは思っていないのが現状だ。

 

だからこそ変えたい!!

自分がその先頭に立ち世間のイメージを変えたい!こんな楽しくて人を喜ばせられる事をしていたんだと理解してもらいたい。

口で説明しても伝わり難い事もある。

だから、色々な事を通してそれを体現していきたい!そう思っている。

 

私情が出てしまったようで申し訳ないが、それが本音である。

 

現在の私はアイカを販売している。

この理解はなかなか説明が難しいのか、伝わっていないのが現状。

週に数件こんなダイレクトメールが来る。

 

「オリカ作ってください!鬼滅の刃の炭治郎を使ったアバターカードを作ってほしいんです!お金ならちゃんと出しますから。」

 

だいたいいつもこんな感じだ。

 

著作権があるから作成は出来ても販売はできません。

いつもそうやって断っている。

断ってばかりで、毎度傷つけているんじゃないかと辛くなる。

 

本心を言えば、その人の好きなキャラを使って好きな形に作ってあげたい。

中には熱心にお願いされ、責任は全て自分がとるから!と言われる事もある。

 

実際、著作権に違反すると、罰則は原則として「10年以下の懲役」または「1000万円以下の罰金」。
または懲役と罰金その両方が科せられるのだ。

 

さらに法人の場合は3億円以下の罰金と、いずれにしても罪はかなり重いものというのがわかる。

 

誰かもわからない相手にこれだけの重荷を背負わせられるだろうか?

正直私も専門家では無いので、アニメの絵を出されて、作者に許可はもらってるのでよろしくお願いしますと言われたらその絵が何の絵なのか調べようが無いので信じて作成する他ない。

 

そうした形で、二次、もしくは三次製作している可能性ははっきり言うとある。

なので、私もまともじゃ無いなぁと思う事が多々あるわけだ。

 

本音を言うと、自分の子供が何か賞をもらった記念の写真や、生まれたばかりの我が子の写真、幼稚園で子供が描いてくれた似顔絵。そんな大切な思い出のカード化に力を注いでいきたいのだが。

 

これらのカードの依頼ももちろん受けた事はある。

お見せ出来ない理由は明確。そこに著作権がありプライバシーがあるから。

作品はその購入者様の物。つまり私が勝手に表に出すわけにはいかないのである。

 

そもそも、私の力量を見てもらうためにオリカを作成し、SNS等拡散しているわけだが、それが私の元に著作権のあるアニメなどの絵で作成を求められている原因なのだろう。

 

ある海外の友達が言っていたが、その海外では作成、販売ともに自由のようだ。

どうして自由なのかはわからないが、日本ももう少しこのあたりの事に対して寛容になってもいいんじゃないかと思う部分はある。

 

なぜなら、著作権があるためにクリエイター達は好きな用に物を生み出せない。言葉を使えない。それらを気にし、似ていないように意識し、本当はこうしたいけど、こうしないといけないと意識的に思うものとは違うようにする。

 

本当にこれで新しい何かが生まれるのだろうか?そして、最初の人間が全てを奪い、奪い尽くす世の中に本当に価値はあるのだろうか?

もう少し考え、勉強していきたいと思う。